国際業務

国際事業部の取り組みとしては、世界銀行、国際協力機構(JICA)等の国際機関の発注する各種コンサルティング業務 (役務提供、政策/戦略策定、中間レビュー、事後評価等)を受注し、政府開発援助(ODA)支援に貢献しております。特に専門としているセクターは運輸交 通等のインフラ部門です。



(業務実績例)

平成23年度案件別事後評価:パッケージI-1 (中国)

【発注者】

国際協力機構(JICA)

【業務場所】

評価対象10案件のうち、都市鉄道事業の案件を紹介(武漢市)

【業務概要】

JICA が円借款事業事後評価の一環として事業の改善および説明責任を果たすことを目的として、DAC評価5項目(妥当性、有効性、インパクト、効率性、持続性) に基づく分析を行いました。評価対象事業は武漢市の宗関~黄浦路間に全長約10kmの都市鉄道を建設することにより、市中心部の交通渋滞の緩和を図り、 もって同市の大気汚染の改善および社会経済発展の促進に寄与することを目的としていました。


平成24年度案件別事後評価:パッケージIII-4 (アルメニア、ルーマニア、エジプト)

【発注者】

国際協力機構(JICA)

【業務場所】

評価対象3案件のうち、ルーマニア国の案件を紹介(ブカレスト~コンスタンツァ間)

【業務概要】

JICA が円借款事業事後評価の一環として事業の改善および説明責任を果たすことを目的として、DAC評価5項目(妥当性、有効性、インパクト、効率性、持続性) に基づく分析を行いました。評価対象事業は、欧州第4回廊の一区間ブカレスト~コンスタンツァ間(225km)のうち、既存路線起動(合計86km)およ び関連施設(信号、通信、電気設備、駅設備等)の高規格化を行うことにより、鉄道運行の安定性および安全性を確保することで、輸送能力の拡大および輸送効 率の改善を図り、もって周辺国との物流促進に寄与することを目的としていました。


平成25年度案件別事後評価:パッケージII-6 (トルコ、ブルガリア、ルーマニア)

【発注者】

国際協力機構(JICA)

【業務場所】

評価対象3案件のうち、トルコ国の案件を紹介(トルコ イスタンブール市)

【業務概要】

JICA が円借款事業事後評価の一環として事業の改善および説明責任を果たすことを目的として、DAC評価5項目(妥当性、有効性、インパクト、効率性、持続性) に基づく分析を行いました。評価対象事業は、イスタンブールの主要長大橋および付随する高架橋に対し、耐震補強工事を実施することにより、耐震性増強を図 り、もって災害・緊急時の生命線(交通)の確保及び社会経済活動の保持に寄与することを目的としていました。